カスタムスタイル機能ガイド

この記事では、PixAIのTsubaki.2に搭載された「カスタムスタイル」機能と、Style Codeの作成・共有方法を紹介します。スタイルの説明をカスタムスタイル欄とプロンプト欄に入力した場合の違いや、Prompt Helperが生成結果に与える影響、Style Codeで元の説明文を保護するメリットも検証しています。

編集者注(PixAI

本ガイドは、コミュニティの優れたクリエイター 阿童 (ATone) 氏によって執筆されたものです。原作者のクレジットを明記した上で、こちらに転載しております。

📝 この記事は随時更新予定です。 新しいテクニックや機能が追加され次第、内容も順次アップデートしていきます。

本記事で紹介する内容は、執筆者が現在までに試行錯誤して得た知見をまとめたものです。必ずしも最適な方法を示すものではなく、あくまで参考情報としてご活用ください。

👉 PixAIでTsubaki.2を使ってみる

🚀 あわせて、CocoKoko_19 氏がまとめたスタイルコード完全ガイド(Googleドキュメント) もおすすめです。

豊富なスタイルコードが収録されているだけでなく、スタイルコードの仕組みについての詳しい考察も掲載されています。ぜひ一度ご覧ください!

スタイルコードとは?

Tsubaki.2では、新たに「スタイル」機能が追加され、ユーザー自身で画像のスタイルをカスタマイズできるようになりました。これは、従来のSDXLにおける品質タグのような役割を持つ機能です。

  • 公式のプリセットスタイルを選択しなくても、プロンプト内でスタイルを指定すれば効果があります。
  • カスタムスタイル(Customize Style) と プロンプト(Prompt) では効果が異なります。スタイルの説明をカスタムスタイル欄に入力したほうが、より強く反映されます。(詳しくは下記「カスタムスタイル欄とプロンプトにスタイルを記述した場合の違い」をご覧ください。)
  • カスタムスタイルを作成すると、共有機能からスタイルコード(例:SH171537)を発行でき、他のユーザーと共有できます。
  • スタイルコードは、いわば「スタイルのプリセットコード」です。コードを共有するだけで、自分が作成したスタイルを他のユーザーにも簡単に使ってもらえます。

カスタムスタイルの比較例

1枚目は、スタイルコード(SH171537)を適用した画像です。

2枚目は、スタイルを適用していない比較画像です。(プロンプト・Seedはどちらも同一です。)

スタイルコード SH171537 を適用
スタイルコードなし

カスタムスタイル作成のコツ

ここでは、これまで試行錯誤する中で得られた気づきをご紹介します。

  • さまざまなスタイル表現を試しながら、好みの仕上がりを探してみましょう。
  • 水彩・水墨・厚塗りなどの画風、映画のようなライティングや逆光などの光と影の表現、ダークトーンや高コントラストといった色味や雰囲気など、さまざまな方向から試してみるのがおすすめです。
  • 思いがけない組み合わせから、理想以上の表現が生まれることもあります。ぜひいろいろ試してみてください!

以上は、現時点での私自身の試行錯誤から得た内容です。

皆さんのおすすめや発見も、ぜひシェアしてください😊


カスタムスタイル欄とプロンプトにスタイルを記述した場合の違い

検証した結果、同じスタイルの説明でも、入力する場所によって反映され方に明確な違いがあることがわかりました。

🔍 発見①:カスタムスタイル欄のほうが、プロンプトよりも効果が強い

例えば、以下のスタイル説明を使用した場合です。

The background blurs with motion, emphasizing speed through light trails while maintaining sharp focus on the rider and her machine.
The image balances hyper-realistic textures of leather, metal, and fabric with stylized lighting that heightens the cyberpunk aesthetic.
スタイルの説明をプロンプトに入力した場合
Style description written in Customize Style field

比較すると、カスタムスタイル欄に入力したほうが、全体の画風がより強く反映されていることがはっきりとわかります。

🔍 発見②:「プロンプト自動変換」機能がスタイルの説明を補強してくれる

プロンプト自動変換機能を有効にしている場合、生成履歴 を確認すると、カスタムスタイル欄に入力した内容が、プロンプト内にも反映されていることがわかります。

つまり、プロンプト自動変換機能を有効にすると、スタイルの説明がさらに補強されるため、スタイルの効果もより強く反映されます

プロンプト自動変換機能有効時 → スタイルの説明がプロンプト内でも補強される
プロンプト自動変換機能無効時 → 生成履歴にはカスタムスタイル欄の内容は表示されない

カスタムスタイルをスタイルコードに変換するメリット

  • 共有しやすくなる:短いコードを共有するだけで、自分のスタイルをほかの作品にも簡単に適用できます。
  • スタイルの説明を非公開にできる

作品を公開すると、ほかのユーザーは作品情報からカスタムスタイル欄の内容を確認できます。

スタイルの説明を直接入力した場合 → 公開後、ほかのユーザーに内容がそのまま表示されます。
Using Sスタイルコードを使用した場合 → 公開後はコードのみが表示され、元のスタイル説明は公開されません。

そのため、作品は共有したいものの、スタイルの詳細までは公開したくない場合は、スタイルコードを利用するのがおすすめです。


プロンプト自動変換機能の影響⚠️

プリセットスタイルの検証を行う中で、興味深いことがわかりました。

  • プロンプト自動変換機能を有効にすると、全体の雰囲気や画面のまとまりは良くなる傾向があります。
  • 一方で、プロンプト自動変換がプロンプトを書き換える際に、内容を過剰に解釈してしまい、キャラクターの見た目が変化してしまうことがあります。

そのため、モデルが学習していないオリジナルキャラクターの外見をできるだけ安定させたい場合は、プロンプト自動変換機能をオフにして、変数を減らすことをおすすめします。


補足:クローズドβ期間のプリセットスタイル比較

クローズドβ期間中に、阿宇さんのプロンプトを使用して各プリセットスタイルを比較した検証画像です。 (画像内のPHは、プロンプト自動変換機能(Prompt Helper)の略です。)

正式リリース後は、プリセットスタイルの名称や選択肢がクローズドβ版から一部変更されていますが、せっかく検証した内容なので、参考資料として掲載しています。

プリセットスタイル × プロンプト自動変換(PH)比較

おわりに

この記事は今後も継続的に更新していきます。新しいテクニックや機能が追加された際は、随時内容を追記していく予定です。

さらに多くのスタイルを見てみたい方は、スタイルコード共有編をご覧ください。

または、PixAI公式Discord の専用チャンネルもぜひチェックしてみてください。

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